おはこんばんちわ!株式会社HitsujiDesignの辻です。
コロナウイルスの影響でリモートワークが推進されていますね。私もついに今週よりリモートワークで仕事をするようになりました。ただ、1つ寂しいことといえば・・・・
飲み会がない!!
これに尽きます。私はお酒を飲むのが好きです。1年前は毎日お酒を飲んでいました(今は晩酌は控えています。理由は別の記事で投稿します)。
世間でも同じことが嘆かれており、リモート飲み会が盛んに行われるようになってきました。一般的にはZoomが使われているようですが、セキュリティ的にもどうやら問題があるようですし、そもそも私が求める要件を満たしていませんでした。私が求める要件は、以下の通りです。
- 人数制限がない
- 時間制限がない
- IRCのように暇な人が集まって飲める
無料プランだと時間制限があるのがネックでした。
そんな中ネットの海を漂っていると、以下のQuiitaの記事に巡り合いました。
https://qiita.com/zembutsu/items/efb1713337d89f9a1bf0
OSSのビデオ会議システムがあるだと・・・!?
しかもDockerで構築できるだと・・・!?
ちょうどDockerの勉強をしている私は構築してみることに。
私はConohaVPSを使用して、開発や勉強用の環境を構築するので今回もConohaVPSにお世話になりました。
1.Conoha VPSでDockerサーバを構築
ConohaVPSはテンプレートが豊富に用意されているので、今回はDockerサーバのテンプレートを使用し、サーバを立てました。以上!簡単ですねぇ!
2.Jitsi Meetのイメージ作成/コンテナ作成
Quiitaの記事通りに構築
記事に記載されてないですが、jicofoとjvbが立ち上がらなかった(パスワード設定しろと怒られてた)ので、.envファイルの以下の項目については修正しています(値はなんでもいいです)。
- JICOFO_COMPONENT_SECRET
- JICOFO_AUTH_PASSWORD
- JVB_AUTH_PASSWORD
ただ、これでも一筋縄では行かず。。。
ConohaVPSのDockerテンプレートはUbuntuで構築されるのでALSA loopbackを設定する必要があった。Jitsi Meet on DockerのREADMEに記載がある通り操作を実施。
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# install the module apt update && apt install linux-image-extra-virtual # configure 5 capture/playback interfaces echo "options snd-aloop enable=1,1,1,1,1 index=0,1,2,3,4" > /etc/modprobe.d/alsa-loopback.conf # setup autoload the module echo "snd-aloop" >> /etc/modules # check that the module is loaded lsmod | grep snd_aloop |
一応サーバ再起動後に、再度コンテナ起動してみると・・・
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SASLError using SCRAM-SHA-1: not-authorized |
\(^o^)/
よくわからなかったので、rootで立ち上げると動きましたとさ。
そんなこんなでリモート飲み会用のビデオ会議システムが爆誕しました。
株式会社HitsujiDesign
https://hitsuji.design/